体験記│人間不信の克服と仲間-生きづらさと発達障がい│第17章

体験記│第17章 心を食べて、心で生きる

《はじめから読む》clickme→

第17章~冬の思い出~

《目次》↓クリックで飛びます

第1話~懐かしのゲレンデ~


第2話~スノーボード~


第3話~反省点~


第4話~一年の終わり~

無題1373

 

第1話~懐かしのゲレンデ~

それは、海くんの何気ない一言が発端となった……

「冬と言えば!雪山!」
「俺、毎年ボード滑りに行ってるんだけど
皆で行かない?
ずっと引き込もりだったインドア派の私には思いもつかなかった冬の遊び

……雪山……寒そうだな……

……でも、この機会逃したら死ぬまで行くことなんてないかも……と少し考えながら

「教えてくれるなら行ってみようかな!」と返答した

……ということで、馬鹿になるほど幸せだ☆
メンバー6人で近くのスキー場へと向かうこととなった。

私がスキー場を訪れるのは中学の頃のスキー実習以来で今思い出しても苦い思い出しか残っていない……

愛美ちゃんと赤西くんはボード経験が一度だけあったが……私、爽くん、高ちゃんは全くのボード初心者だった

高ちゃんに至っては
「雪山なんて寒いとこは嫌だ」
「あんな所に居るのは白熊くらいで十分」と全力で断り続けていたが……
最終的に「一生に一度の経験だと思って!
絶対楽しいから」と彼女を皆で必死に説得して連れてきた

だけど、まぁ私達みたいな根っからのインドア派の人間は少し強引にでも外に連れ出してくれる人が居なかったら世界を広げることなんてできなかっただろう……

……人生、何事も経験は大事だ……

そんな小さな思いを乗せて
さぁ、白銀の世界に6人で一緒に飛び出そう!

無題1479

第2話~スノーボード~

真っ白なゲレンデをカラフルなウェアが
賑やかな水玉模様のように色づける

……スキー場って
こんなに綺麗だったっけ?……

私は中学の時のスキー実習を思い出しながらふと思った。

「よっしゃっ!滑るぞー!!」
スキー初心者の私達に一通り分かりやすく教えてくれた海くんはリフトに乗ってゲレンデの上の方まで登りに行こうとしていた……
その後ろから愛美ちゃん、赤西くんも着いていく……
私達初心者3人は、ひとまず片足だけボードにくっつけて滑りながらリフトから降りる練習をしていた……

「よし、3人ともリフト行こう!!」
という海くんの誘いに

「もし、リフトから降りる時に上手く滑れなくて躓いたら恐いから止めとく」と言って私は断った。

「大丈夫っすよ!小さい子供でも乗ってるんだし」

「そうだよ!私達も初めてボードを経験したその日に普通に乗れたよ」
愛美ちゃんはそう言うと私の腕を引っ張った

「でも、万が一降りる時にタイミング合わなくて降りられなかったら?」
「そしたら、また1週降りてくるまでリフトの上に取り残されて皆の笑いものにされるんじゃ……」

「アハハっ、心配しすぎ!係の人がその時は
何とかしてくれるよ!」
海くんは、不安気な私の表情を見て笑った

「うーん、もうちょっと慣れるまでは自力で登ってゲレンデの下の方で練習するよ!」

「僕もそうする」

「私も」と爽くんと高ちゃんも私の意見に賛成した

「了解!じゃあまた後で合流しよう」
そう言い残すと、海くん達はリフトに向かっていった

残された私達3人は、ボードを手で持ちながら
少し歩いて雪の斜面を登った

「ハァハァハァ」
既にアラサーの私は日々、運動不足なことも
あり……少し登っただけで息があがる

「もう、こっから滑ろっか!」
と早くも諦めた私が言うと

「まだ、転げたら終わるほどしか
登ってないよ」と爽くんが笑った

それから少しずつ滑れるくらいの距離まで
斜面を登っていき、私は一度振り返ると
「高ちゃん大丈夫?生きてる?」
と少し大きめな声で尋ねてみた。

「ハァハァ……三日分の体力使った……」
と息を荒げながらボソッと返事が返ってきた

「アハハっ、確かに!爽くんは?」

「なんとか、大丈夫!」 

私達はある程度の高さまで自力で登り終え、ゲレンデの端の方にポスッと座ると……
まだ滑ってもいないのに、青い空の下キラキラ光る真っ白な美しい景色を達成感を感じながらボーっと見下ろしていた……

無題1479

第3話~反省点~

少しすると、後ろからザザッとボードが斜面に擦れる音がして誰かの呼び声が聞こえた

「3人とも滑ろうよ♪」

「海くんもう上まで登って滑り降りてきたの?」

「白ちゃんとか休憩長すぎ」

「いやー私達、歳だから」

「いやいや、同い年でしょっ」
そう言って笑うと、海くんは再び私達に軽く指導してくれた。

私達3人は何度も尻もちをつきながら、斜面を滑っては自力で登り、また滑っては登りをしばらく繰り返していると段々とリフトに乗る自信がついてきた。

それに、少しだけ滑るコツのようなものが
掴めると楽しくもなってきた……

そんな、6人は夕方になるまで休憩を挟みながらも思いっきりボードを楽しんだ

帰る頃には、疲れきってぐったりしてしまっていたが……
高ちゃんの「ボードも経験できて良かった
「思ったよりも楽しかった」という一言に
眠たい目を擦りながらも私は大きく頷いた……

ゲレンデの思い出は、辛かった中学時代の
スキー実習の記憶から……

6人で過ごした、スノーボード初体験の楽しい
記憶にすっかり書き換えられていた。

無題1479

第4話~一年の終わり~

今年の年越しは……

家族と過ごすでもなく
彼氏と過ごすでもなく
初めて友達と過ごすことを計画していた。

私達6人はカラオケからの夜ご飯……
そして、その足で神社に初詣にいく予定を
立てていた……

フリータイムで入ったカラオケでは、海くんが真冬にもかかわらず真夏のハイテンションな曲をチョイスして皆でマイクをまわしながらワイワイと馬鹿みたいにはしゃいだ……

私は最近、若いときの自分の方が落ちつきがあったんじゃないかと思うことが多々ある

だけど、昔より今の方がずっと自分らしく

自由に楽しく生きている……そんな気がする

「あっ!」

「ん?どうしたの?」

「そういえば、白ちゃんに伝えたいことが
あって」と隣に座っていた愛美ちゃんが唐突に私の耳元で呟いた

「えっ!何?何?」

「実は、最近……」

「うんうん」

「友達の紹介してくれた人と
付き合うことになって……」

「えっ!本当にっ」

「うん」

「うそーー!おめでとー愛美ちゃん!」

「ありがとー」
愛美ちゃんは、少し照れるようにして笑った

私と愛美ちゃんの出会いは街コンという異性との出会いの場だった……

そこでお互い恋人を探している者同士という些細なきっかけで今の関係を築いていった。
出会って数年しか経っていないのに、私の偽りない心を全てさらけ出すことができる……
そんな特別な存在の愛美ちゃんに彼氏ができたということが自分のことのように
本当に本当に嬉しかった。

私はそんな気持ちからか無意識に、ウェディングソングばかり選曲してしまっていたので

「白ちゃん、まだ気が早いよ」と
嬉しそうに笑いながらも愛美ちゃんにツッコまれてしまった……

─数時間後─
私達は、夕食を食べに近くにあるカフェレストランに向かった……

そこで、話題は6人の恋愛感についての話しになった。

「まさか、愛美ちゃんに彼氏ができるとはね」と海くんがボソッと呟いた

「私に彼氏が出来たら何かおかしい?」
愛美ちゃんはギロッと睨んだ

「まぁ、でも良かったっすね」

「海くんや赤西くんは彼女作らないの?」
愛美ちゃんはオレンジジュースを飲みながら
二人に尋ねた

「俺はこの世の女性全てが彼女みたいなものだからさっ」と海くんがしれっと答えた

「はいはい、
海くんに聞いた私が馬鹿だったよ」

「俺は今んとこ
そんなに欲しくはないっすね」

「えーー!何で?」
私と愛美ちゃんが声を揃えた

「いや、だって彼女できたら自分の時間が
少なくなるじゃないっすか」

「贅沢物だね、赤西くんは」

「そう言う、真白さんはどうなんっすか?」

「えっ!私っ」

……確かに颯斗くんと別れてからもう結構時間も経ったし、傷は癒えてはきてるけど……

……恋愛をすると、良くも悪くも心の平穏を
壊すからな……

「私も、まだ彼氏はいらないかな……」

「20代なんてあっという間に終わるっすよ!多分」

「赤西くんには言われたくないよ!」

……もう、結婚を視野に入れた付き合いをしなければならない年齢に差し掛かっていることは分かってるんだけどね……

私は、隣で黙々と夕食を食べている同い年の高ちゃんにも質問してみた
「高ちゃんは?彼氏とか欲しい?」

モグモグモグモグ……
「いらない。」
彼女は男性には一切興味ないと言わんばかりの眼差しで私を見た

「でも、ほら結婚とか考えたりしない?」

「しない……私はバリバリ働いて一人で生きていくから。」

「子供は?子供は欲しいでしょ?」

「そうだね……子供は欲しいけどね」

えーーそんな考え方もあるのか!と私は
唖然としてしまった。

「そういう生き方もありだと思うよ!
人それぞれだしね」
爽くんが、そう言って優しく笑った

「そういえば、爽くんは?」
私は、飲みかけのホットレモンティーを机に
コトンと置いた

「僕っ?」

5人は、じーっと爽くんを見つめた。

「まぁ、僕ももう27歳だし……そりゃできたら嬉しいかな」

「えー意外っ!爽くんとか
もうちゃっかり彼女いる人だと思ってた」
愛美ちゃんが少し驚いたように言い放った

……そっか、爽くん……
……彼女欲しいんだ……

「爽くんはどんな女性がタイプなの?」
私は、そんな風に無意識に質問していた……

「うーん……ありきたりかもしれないけど」
「優しい子が良いかな!」と少し照れるように微笑んだ。

……優しい子……

……って、どんな子だ?……

とりあえず、これから皆でまたお鍋でも
したら、鶏団子でも譲ってあげようかな
なんて……ね。

──数時間後──
夕食を食べ終えた6人は、星のランプの輝きを辿るように歩いて近くの神社に向かった……

神社の周りには、屋台がチラホラと建っていて除夜の鐘が鳴り響いている……

私達は、神社の中央の焚き火の周りで暖を取りながら年越しを迎えた

「3……2……1」

「明けましておめでとう!」
6人は輪っかを作るようにして皆で顔を見合わせながら、神社で買った甘酒で乾杯した

紙コップからは白い湯気が立ち登っている

……こんなに沢山の人の笑顔に触れられる日が来るなんて思っても見なかった……

……生きてて、良かった……

私は、そんな風にそっと一人……
年明けの空に呟いた……

無題1479

第5話~隠れた障壁~

  27歳となった私は、発達障がいという言葉をネットを通すことではじめて知った。 その記事には……
発達障がいとは、生まれた時から脳機能の成長に偏りが生じた状態の一つの呼び名とされ、子供の頃から何らかの問題で日常生活がしづらく感じるような様子が見られることが多く、その一例として周りとうまく会話の
キャッチボールができない、授業中に集中して話を聞けない、大人の言うことを全く聞かないなど……他にもさまざな症状があり個人差が大きいため治療方法は個々により調整する必要があります』と記され
更に『発達障がいは、症状別に大きく自閉症(ASD)注意欠陥・多動性障がい(ADHD)学習障がい(LD)、チック症などに分類されて、1度に複数の症状をもつ方もおられます』と書き綴られていた。
その文書を読んだ時にはじめて、私はもしかしたら……とやっとその障壁の存在を認識し今の私が置かれた状況としっかり向き合うことができたのです。

頑張って……頑張って……どれだけ頑張っても
周りに評価されなくて生きづらかったのはこの、障壁のせいだったんだ。

私は、努力の足りない 
ただの怠け者じゃなかったんだ……
そして、こんな風に同じように苦しんでいるのは私一人だけじゃない……

長年、苦しみ抜いてきた生きづらさの正体が
知れたことで……私はずいぶん気持ちが軽くなった。
理由の分からない苦しみよりもどかしさを感じることはない
なぜなら、理由が分からなければ対策のしようがないからだ……

対策を考えることができない間、ただ闇雲に頑張っても……この障壁による社会での生きづらさにより心に更に酷いダメージを受け続けるだけだ。
この障壁の1番恐ろしいところは、正しい対策を考慮した上で行動を起こさなければ自分の心が刃物のような鋭い何かで滅多刺しにされる……
私は時、既に遅し……今もそのズタズタに切り裂かれた心を少しずつ少しずつ縫い合わせながら二次障がいである心の病と日々戦いながら生きている。

無題1479

第6話~幼い日の記憶~ 

──話しはまだ、小学生の頃に遡る──

小学生の頃から複数人で喋るのが苦手だった私は……唯一の友達、天音ちゃんと二人で喋る時以外はあまり口を開かない子だった。
お喋りが特別嫌いだった訳ではない私がそんな風になったのには理由がある……   それは、人の話を聞く力の弱いことが関係しているのか…… 2人っきりで話をする分にはそこまで問題にならないのだが、複数人で話しをすることとなると時々全く空気の読めない発言をしてしまいそれが原因で周囲の友達から嫌われてしまうことが多々あった。そんな度重なる出来事が原因となり、だんだんと複数人での会話が苦痛に感じるようになってきた私は……とうとう2人で喋る時以外は一言も発しなくなってしまった。

また、忘れ物も多く一度先生から厳しく注意されたことにより、小学校の頃はずっと母に時間割を見てもらいながら荷物の準備をしていた。

授業中はソワソワ落ち着きがなく、鉛筆で机をコンコンと叩いて物音を立て授業妨害をすることもあった……
それでも、女の子ということもあり多動性は年を重ねるごとに目立たなくなり
忘れっぽさと注意力の欠如、複数のことを同時に作業できないなどという症状だけが成長しても尚、強く残った。

中学生の時に経験したいじめも自分の努力でなんとか乗り越えようとしていたが、努力しても乗り越えられない障壁があったのだと
分かることで私にとっては心の救いとなった

学生時代に困ったことは、引き出しの中を整理整頓できないことと、時間割を記憶して移動教室に遅れないように行くこと
そして、人の話をしっかり理解して聞くことが苦手だった私は同じことを何度も質問したりして会話中に悪気無く人を不快にさせたりした……そんな周りとの些細な違いから自然と仲間として排除されていったのだ。

……学生時代は地獄だった……
……人間を止めたいと思うことが良くあった……

だって、人は自分達と少しでも違うと認識したモノに対して……
あまりに残酷な眼差しを向けてくるから……


第7話~孤独~ 

そんな私が社会に出ても孤立してしまった
理由も今まではずっと
「私がこんな人間だったから悪い」と思っていたが……
この、障壁の存在を知ってからは考え方が少し変わった。

社会に出ると、今まで以上に人の話をしっかりと聞き取れないこと、集中力が特続せず、不注意によるミスなどの問題が浮き彫りとなり更に周囲をも巻き込みながら苦しめるようになっていった……

その反面、今までの失敗や苦しんだ経験から症状がましになったこともある……
この頃には、忘れ物をしないように前の日から何回も確認を行っていたし、毎日仕事の中で、自分なりにメモをとり家に帰ってはそれをまとめて出勤前には読み返すようにして対処していた。
それでも、度重なるミスにより毎日上司から罵声を浴びせられる日々は続いた……

神経が疲れているのか、日中に抑えきれないくらい強い眠気を感じることも多々あり……
周りからは怠け者というレッテルを貼られて
会社では笑いものとして指を差されるようになった。
今となれば病院での診断の上で発達障がいの眠気の症状を改善するお薬もあるようだが
当時はそんなものはなかったので、私はブラックコーヒーを過剰摂取したり、時には舌を噛み切るくらい勢いよく噛んだりして怠け者の自分をふるい起こした……

……皆、お金をもらって一生懸命働いている
それぞれの立場もあるのだから仕方ない……

そう、受け止めたりはしてみたが……
そんな、考え方でさえ自分自身をもっと追い込み傷つけていった。

……私は、出来損ないだ……

そんな、風に思いつめれば思いつめるほど
心は疲弊していく

後でとある記事を読み知ったことだが、発達障がいの人が自分に障壁があるということに気づかずに頑張り続けた結果、二次的に心の病を併発することが多いということ 

まさに私はその文字通りの人生になっていた

だけど、それは……たった1ページの文章で表せるような簡単なものじゃない それが、どれだけ辛いことか、その間にどれほどの痛みや苦しみを耐え抜いてきたことか
「こんな1ページの文章で簡単にまとめることができるかよ!」と憤りに近い感情さえ湧き上がるほどに…… しかし、そんな発達がいについて書かれた他者の記事を読んだことにより助けられた自分が今ここに存在する……複雑な感情を言葉で表すことは難しいことなのだが、私なりの言葉で表現して発信することで同じ障壁を抱えた方やその周囲の方の少しでもお役に立てたのならば幸いです。また私が、この障壁の二次障がいである精神の病を患って思うことは…… 身体的な病と精神的な病の間にはまだまだ見えない壁があって、少なからず私達は偏見の目に晒されている……発達障がいという障壁もまた同じことが言えるだろう 当事者にしか分からない苦しみがあり
医学的にはっきりとした証明が今はまだ難しいこの障壁が世間に浸透するまでには、もう少し時間が必要だと思っている。

その中でも…… 悲観せずに自分にしかできないことを見つけて前向きに頑張って生きていきたい。

無題1479

第8話~新しい考え方~ 

これは、生まれつきの障壁だと自分で認識した上で……私は発達障がいというものを自分の個性だと捉えることにした。
働き方を自分に合ったものに変えること、自分にしか出来ないことを頑張ろうというふうに思考を変えることにした
確かに収入面では不安定だが、前に比べて
生きづらさや苦しみが少しずつ緩和されるようになり、私は毎日楽しさ、生きる意味を
見つけられるようになり、心に余裕ができたことで更に自分を見つめ直す時間ができた

もちろん、同じ障壁を持った人でも選択肢は
千差万別だと思う。

だけど、これだけは言える……
どんな人も人生は一度きりだということ

発達障がいと公表して、働いていく
発達障がいを個性と捉え、生きていく
どちらも、自分でしっかりと悩んで決めた
決断ならそれが正解だと私は思っている

まぁ、私の場合人生の3分の1近くの時間を
使うまでは、ただひたすら苦しんだだけだったのだか……まぁ、それも今となれば私の人生の肥やしになったのではと思っている。 そもそも、過ぎ去ったことを後悔しても仕方ないのだから……

まぁ、環境や立場が違えば、同じ障壁を抱えた人でもまた考え方は違うと思う

これは、あくまで私の決断であり
正解か不正解かは分からないが……

とにかく、私は今幸せを感じることができている……それだけは間違いないと断言できる

そして、努力した先にある未来は明るいと
信じて歩き続けたい……

いつか、私の歩いた道に
何かを咲かせられるように……

27歳の光野真白は、自分らしく
生きている……

無題1479