心の健康とは? はじめての作詞・作曲入門│創作と脳の活性化

 

目次

 心の健康と創作活動

考えること、創作することで脳は活性化

します、脳が活性化することは
脳の血の巡りを安定化させ、心の健康にも
繋がります。

今回は、オリジナルの曲を作ってみたい!
という方の入り口として

初心者向け・作詞の基礎を簡単に

ご紹介したいと思います。

初心者向け作詞の基礎


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まず、はじめに曲を作る時の手順ですが

①メロディから先に作りそこに詞を
当てはめる方法

②詞を先に考えて、後から詞に合わせた
メロディを考える方法

の2通りがあります。

どちらの方法が良いかは人それぞれですが
自分が違和感なく作りやすい方法を選ぶことをオススメします。


この、2通りで何が大きく違うのかというと

《メロディから先に作る場合》
・韻をしっかり踏めるので完成した時に
 聞き心地のよい曲になる。
・文字と音が上手くコラボレーションする
 ことができる


《詞から先に作る場合》
・詞の中に個性や表現を入れやすく
 深みのある詞の曲が作れる
・聞き手にメッセージを伝えやすい


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《メロディから先に作る場合の流れ》
まず、始めに曲のテーマを決めます。
そして次に頭の中でメロディを考え
それに合わせて歌詞を当てはめていきます


この時のポイントとしては韻を意識する
ことです。韻を踏むとは同じ言葉や音、母音を反復して曲の中に取り入れることで

例えば、1番の「恋してる」というフレーズを
2番では「愛してる」というフレーズに
当てはめると言葉や音に違和感がないように
詞を作ることに繋がります

また、母音に意識すると
愛してる=あいいえう

抱きしめる=あいいえう
などに置きかえることが出来ます。

そして最後に口ずさんでみて、しっくりくれば完成です。

《詞から先に作る場合の流れ》
まず、メロディから先の時と同じで
始めに曲のテーマを決めます
そして次に自分の個性や表現を存分に
入れながら自由に詞を作ります
1番最後に、そこにメロディをつけても
違和感のないように調整していきます。

この2つの大きな違いは
先に文字数や制限のある詞を考えるか
後から自由に作った詞をメロディに上手く
当てはめていくかという
先に大変な思いををするか、後から大変な
作業に取り組むかの違いかと思います。

作曲初心者にオススメな方法としては
曲のサビはメロディから作り、伝えたい気持ちをしっかり歌詞に込めたいという部分は
文字から入るなど
両方を上手く同時に取り入れながら作ると
良い点をバランスよく曲作りに生かすことが出来ますよ!

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《作詞のポイント》
まずは、曲のテーマをしっかりと決める!
恋愛ソングなのか?応援ソングなのか?

応援ソングなら、しっとりした応援ソング
なのか?それとも、元気が出るような
アップテンポなものなのか?によっても
曲調が変わってきます。

テーマに添って考えると、スムーズに歌詞を生み出すことが出来ますよ

次に、聞く側の気持ちも意識する!
歌詞の中で上手く自己表現することは
オリジナリティを出すためには欠かせません

ですが、聞く側の視点を完全に無視してしまうと伝えたいことが上手く伝わらない歌詞に
なってしまいます。

聞いてくれる人が居て、はじめて良い曲は
生まれます。
頭の片隅にはリスナーの気持ちも意識して
創作活動に取り組みましょう!


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そして、歌詞の中の情景をしっかり伝える!

いつ?どこで?誰が?何をしたのか?
というストーリーを分かりやすく言葉で表す


引き込まれるストーリーの歌詞や小説などを
参考にしてみると分かりやすいですよ!

作詞には文字数があります。現在では
文字数をあえて崩した曲もありますが
基本的には1音に1文字とされています。

多少のズレは問題ありませんが……
メロディのつけやすさを考えるとある程度は
文字数を合わせたほうが良いですね

また、語呂を合わせたり韻を踏んだりして
フレーズを作っていくことも大事です

この時、たくさんの言葉の知識があればあるほど自ずと素敵な歌詞が生まれてきます

言葉の組み合わせ1つでリスナーが想像
しやすいメッセージを伝える

メロディと合わせたときに綺麗な響きに
なるように言葉の並びを組み換えるなど

そんな、練習を積み重ねることが
素敵な詞を作り出してくれますので
ひとまず、挑戦してみましょう!

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次は、初心者向けの作曲の基礎についてご紹介したいと思います

初心者向け作曲の基礎

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《作曲入門》

少しだけ、ピアノやギターは触れるんだけど
作曲なんて出来るのかな?と躊躇する方向けに簡単にオリジナルの曲を作る手順を
ご紹介したいと思います。

まず、始めに練習として、
ピアノなら鍵盤のドミソ、ギターならCコードの音を鳴らして見てください

その複数に重なった音をイメージに
鼻歌を口ずさんで下さい!


たったこれだけで、何もないところから
自分の創造した曲の一部分が
生まれてきました!

後は、自分の感性で次のコードとメロディ
また次のコードとメロディを積み木のように組み立てていけば……
世界で1つしかない積み木の城(楽曲)が
構築されていきます。


私が思うに、曲造りにしろ絵を描くにしろ
1から新しい物を生み出す芸術の分野は
理論より感性のほうに重きを置かれている
のではないかとも考えます。


しかし、どんな分野にしろ
最低限の基礎や理論は知っておくに
超したことはありません……


そこで、作曲の基礎を頭の片隅に置きながら
自分らしい表現で楽しく曲作りに
取り組んでもらえればなと思い
少しだけ簡単にご説明致します。


そもそも、作曲とは
メロディ……声として歌われるもの
ハーモニー……曲のオーラ、複数の音の重なりが繫がれていくこと生まれるもの
リズム……曲のテンポを決める、メトロノームなどがよく使われます


この3つが上手く合わさって

はじめて曲として誕生します

この、3つを作る時のポイントは

《メロディ》
歌ってみた時に
綺麗な音として表現されているか
違和感を感じられないかという点に
注意しながら作曲します

録音しながら、実際に歌って
政策していくと分かりやすいかと思います。

《ハーモニー》
ピアノのドミソとギターのCコードのように
音の重なりのことをPOPSやロックでは
コードと呼ばれます
このコードをつなぎ合わせたものが
コード進行と呼ばれていて
このコード進行によって曲の雰囲気を様々な形で表現したもの
これがハーモニーを作る基となるわけです

暗い雰囲気にはこのコード
ここからは明るさを表現したいから
このコードに繋げようなど
コードを組み合わせることで曲の中で
感情や変化を聞き手に伝わるように意識
します
そこにプラス要素として曲のリズムを調整
することで、イメージした雰囲気にしっくりと当てはまるオリジナルの曲を完成させて
いきます。

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《曲の展開》

POPSやロックでよく使われている展開
スタンダードなPOPS

Aメロ
Bメロ
サビ


繰り返し


Cメロ(大サビ)
サビ
という展開です

そのほかにもサビを頭にしたり
Bメロをサビとし
て扱うパターンも
あります

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音楽理論の豆知識

メジャースケールとは

音楽理論の最低限の知識メジャースケールとは?

誰しも1度は聞いたことがある
ドレミファソラシという音の並ぶ法則を
表した音楽理論などで使用される言葉です。
日本語では長音階とも呼ばれます

ピアノの鍵盤は同じ感覚を開けて
横一列に並んでますよね?

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実際のピアノは白鍵と黒鍵は上下に
でこぼこになっていますがメジャースケールをイメージする時には全て一列として
考えます。


鍵盤の一つ右に行くごとに半音あがるので
黒鍵が間にあるとこは白鍵一つごとに1音、
無いところは半音上がります


なので、音程の間隔が
全音→全音→半音→全音→全音→全音→半音という並びになります

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1オクターブというグループは

12人の音達で構成されているとします つまり、ピアノの白黒両方の鍵盤を1つの音として数えた時
低いドーちゃんから高いドーくんの
音までを12人の音グループとし

その12人の音の中から更に1番から7番まで
選抜され、横並びに整列した7人の音
「ドレミファソラシ」達の並び順こそが
メジャースケールと呼ばれるものに
なります。

この、7つのうち1番はじめに鳴らす音で
Cメジャースケール」などの音名が
つきます。

そして、POPSやロックなどの
Cメジャースケールで作られた曲のキーは
Cとなり、Aメジャースケールならキーは
Aとなります。

メジャースケールを考えて曲を作ることは
その曲にあったキーを作ることに繋がります

作曲する時に、この曲調のバランスが上手く
構成されていないと、聞き手に作曲者の表現が伝わりにくく、良く分からない曲、共感しにくい曲になってしまったりもします。




私たちが「何度聞いても良い曲だな~」と
思わされる曲は
作曲者が表現に合った曲調(キー)で
バランスを取りしっかりと作っているから
こそなのです。




メジャースケールとは、

曲のキーの物差し」のような存在だと
認識してもらえば、分かりやすいのかと
思います。 上記のような基礎を頭に置いて
はじめての楽曲作りを挑戦してみて下さい!

次に、音楽理論の最低限の知識
ダイアトニックコードについて簡単に
ご説明します。

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ダイアトニックコードとは

音の並び方を表した
「ドレミファソラシ」メジャースケール
「ラシドレミファソ」マイナースケール
この2つをまとめて
ダイアトニックスケールと言います。

POPSやロックの曲を作る時には
一般的に、メジャースケールをもとにした
コードが「メジャーダイアトニックコード
(ダイアトニックコード)と理解されることが多いです。

POPSやロックを作曲すると考えた時
メジャースケール「ドレミファソラシ」の7つの音をはじまりとして構成された7つのコードによる集団のことをダイアトニックコード
呼びます。

POPSやロックなどの曲を「花」に置き
換えて考えると「ドレミファソラシ」という音(種)から綺麗な音楽のハーモニー(花)を
咲かせるために
メジャースケール「ドレミファソラシ」を
コードとして表したものが
ダイアトニックコード(茎)と呼ばれるものになる訳です。


つまり、ダイアトニックコードとは音から
ハーモニーを生み出すための「つなぎ」
として必要な存在だということです。



ですから、作曲初心者の方がコード進行を
考える時にはダイアトニックコードの
最低限の知識があったほうがその曲の
世界感をリスナーに上手く伝えられるということになります!

例.Cメジャースケール「ドレミファソラシ」のダイアトニックコードは
Cメジャースケールから出来る音の作り
Cコード(ドミソ)、
Dmコード(レファラ)Emコード(ミソシ)
Fコード(ファラド)
Gコード(ソシレ)
Amコード(ラドミ)
Bmコード(シレファ)となります

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他にも、4つの音から成り立つものなど
様々なコードがありますが
ダイアトニックスケール上のものなら
大体はダイアトニックコードと呼ばれます

最後に、音楽理論の最低限の知識スリーコード
ついてご紹介します☆彡

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スリーコードとは

主要三和音のことで
「ダイアトニックコード」のうちの最も主だって使われる3つの

和音のコード


ダイアトニックコード
POPSやロックを作曲すると考えた時
メジャースケール「ドレミファソラシ」の7つの音をはじまりとして構成された7つのコードによる集団のこと




時代の流れと共にロックやブルースで
よく使われるトニック・サブミナント・ドミナントのみで作られた曲を指す意味が主流に
なっています。

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I トニック(主音)
コードC
コード進行の始まりや終わりの和音となる
安定感のある音でどの和音にもスムーズに
進める(ハ長調Am)を置き換えることも可能

V ドミナント
Gコード
スリーコードの中で1番不安定な音
トニックに繋げようとする和音
(G7に置き換えると更にトニックに繋ぐ力が
向上する)

IV サブドミナント
Fコード
やや不安定な音
ドミナントを補う役割を担い
トニック、ドミナント双方に繋げる和音
ハ長調におけるDmを置き換えることも可能

この3つを上手く組み合わせることが
作曲の土台となります。

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実際にある曲のコードなどを研究して
ああ、ここはサブミナントを使ってるから
こう聞こえるのかなど
スリーコードを理解しているだけでも
少し音楽について深く考えることができるようになりますし、良い曲を生み出す為の
はじめの一歩に繋がります


少しの音楽知識を頭の片隅に置きながら
楽しく、自由に、個性の溢れる楽曲が作れると良いですね!

上記のような基礎を頭の片隅に置いて
はじめて楽曲作りに挑戦してみたのなら!

次は、更なるステップUPを目指して
既存曲の曲分析や書店で売られている
作曲初心者の入門本などを読むことを
オススメします

挑戦するという時間は
心を前向きに促し、たとえ上手くいかなかったとしても決して無駄な時間ではありません

そんな、あなたの前向きな一歩のきっかけとなれば幸いです。

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こころとからだと向き合う 脳の豆知識